セルフカラーの基礎知識

カラー剤の残りはどうする? — 保管と廃棄の正しい方法

セルフカラーをしたあと、カラー剤が余ることがあります。

「もったいないから次回に取っておけないかな?」——そう思ったことはありませんか。

実は、残りを保管できるかどうかはカラー剤のタイプによって違います。

「もったいない」の前に、タイプを確認

余ったカラー剤を取っておけるかどうかは、タイプによってはっきり分かれます。

この記事を読めば、「これは取っておける」「これはその日に捨てる」の判断に迷わずできるようになります。

混ぜたカラー剤(1剤+2剤)は保管できない

ヘアカラー(永久染毛剤)の1剤と2剤を混ぜたものは、混ぜた瞬間から酸化反応が始まります。 時間が経つと発色力が落ち、染まりが悪くなります。

混合した残りは保管せず、その場で処分してください。容器に入れたまま放置すると、ガスが発生して容器が膨張・破裂するおそれがあります。

混ぜる前の状態なら保管できる場合がある

1剤と2剤を混ぜる前の状態で、それぞれのチューブやボトルが密閉できるなら、次回まで保管できることがあります。

ただし、以下の点に注意してください。

  • キャップをしっかり閉めて、空気にできるだけ触れさせないようにする
  • 直射日光を避け、涼しい場所で保管する
  • 使用期限の目安は開封後3〜6ヶ月程度(製品ごとに異なるため、使用説明書を確認してください)
  • 再使用時にチューブの先端が黒く変色していることがあります。これは空気に触れて酸化したもので、変色した部分は取り除いて、色が変わっていない部分から使用してください
  • 保管中に全体的に色や匂いが大きく変わった場合は使用しないでください

タイプ別の保管可否

タイプ混合前混合後
クリームタイプ(1剤+2剤チューブ)○ 保管可能× すぐ処分
泡タイプ△ 製品による(※)× すぐ処分
ワンプッシュタイプ○ 保管可能(密閉式のため)— 必要量だけ出せる
カラートリートメント○ 保管可能— 混合の工程がない
ヘアマニキュア○ 保管可能— 混合の工程がない

※泡タイプは製品によって構造が異なります。1回使い切りタイプと、残りを保管できるタイプがあります。使用説明書で確認してください。

ワンプッシュタイプは、ボタンを押した分だけ1剤と2剤が混合される構造のため、使い切れなかった分はボトルの中に残し、次回使うことができます。

カラートリートメントやヘアマニキュアは、そもそも混合する工程がないので、キャップを閉めてそのまま保管できます。

混ぜた残りを容器に入れたままにしない

1剤と2剤を混ぜたカラー剤は、酸化反応でガスが発生します。密閉した容器に入れたまま放置すると、容器が膨張して破裂するおそれがあります。

混合済みのカラー剤は、その日のうちに処分してください。「次回のために」という保管はできません。

残ったカラー剤の捨て方

混合済みのカラー剤

混合済みカラー剤の残りは、製品の使用説明書に従って処分してください。多くのメーカーでは下水に流すことを案内していますが、量が多い場合は新聞紙やキッチンペーパーに吸わせてから可燃ゴミとして処分する方法もあります。環境への配慮として、大量に下水に流すことは避けてください。

容器・付属品

  • チューブ、ボトル、トレー、手袋などは、各自治体の分別ルールに従って処分してください
  • チューブに中身が残っている場合は、できるだけ中身を出してから捨てます

捨てるときの注意

  • 混合済みのカラー剤を密閉容器に入れたまま放置しないでください。 ガスが発生し、容器が破裂するおそれがあります
  • 子どもやペットの手が届かない場所で処分してください
  • カラー剤が肌や衣服についた場合は、すぐに洗い流してください

まとめ

  • 混ぜたカラー剤は保管できない。 その場で処分する
  • 混ぜる前の状態なら保管できる。 キャップを閉めて涼しい場所で
  • ワンプッシュタイプとカラートリートメントは残りを保管しやすい
  • 処分は各自治体の分別ルールに従う
「混ぜたものはその日に、混ぜる前のものは説明書の指示に従って」—この二つを覚えておけば、保管も廃棄も迷わずにできます。

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