LINEよりご質問いただきました。
泡の白髪染めで失敗して3色になってしまったご相談です。
はじめまして。白髪染めでお聞きしたいことがあり、登録させていただきました。
今年に入り初めて白髪染めを使いました。細い髪でロングです。頭のこめかみの部分…顔まわりの白髪が気になり美容師さんに相談しようともまだいいとのことだったのですが…白髪が気になり最初は根元から白髪を切っていました。
そして、初回の白髪染め。
なんという白髪染めだったか覚えていません😵
なぜか夏前に少し明るめの色にしたいと思い付き
初回は暗めの色にしたら、かなり黒くなり…白髪染めしましたーという色でした。
2回めは、夏前に明るくしたいとアッシュブラウン系だったか…
そうしたら
根元から一センチくらい→自分の毛
根元の自分の毛から一センチ位→茶色
茶色の次から毛先は黒いのかなんなのか分からない😢
で、昨日また暗い色で染めてしまい
やっとこちらにたどり着きました。
髪がキシキシしてます。
見た目はわからないけど、櫛通りは悪い…というか櫛を通していません。
どうすればいいのでしょうか?
全て泡タイプの白髪染めです…
今から近所の美容室に駆け込もうとしましたが、初めてのサロンで髪を切るのも怖く(もう切るしかなーい)躊躇してました。
美容院のお客様でも一番多い失敗なんです。
暗く染まっちやったから、少しだけ明るくしようと明るめの白髪染めで染めてしまうと
ほぼ確実に3色のしましまに染まります。

ご自分で全て染めたということですね!なるほど、少し冷静にかんがえますね。
まず、染まった状態から察しますと、髪が細いとのこと、染まりやすい髪質。
基本的に 泡の白髪染めははじめの1回以降はおすすめしずらいんです。
まず、はじめの質問の指通りの正体はダメージです。髪の色が明るいイコールダメージではなく、白髪染めの色が暗くても傷んでいます。
元の髪がかなり明るくなっているうえに暗めの白髪染めの色素がはいっているので、見た目はわかりにくいですよね。
そうなんです。美容室ではデジパとカットで三万円弱かかるのにその上?と思い。また友人も白髪染めは家でしていると言ってたような…と。安易に。
元々髪が乾かし難いのですが…更に乾かしづらくなりました。どうしてでしょうか?
また、現在の髪はこれからどうなって行くのでしょうか?
もう、トリートメントしまくりました(笑)
見た目には分からなくても傷んでいるんですね。昨日キラキラを見て慌ててしまい、美容師パパさんの存在も知らず…薬局に走り染めてしまいました。

美容師としては、私が使っても泡は白髪を染め辛いので失敗しやすいですよ!
全体や毛先は染めやすいですが、根元までしっかりと薬がつきにくいんです。
まず、白髪染めで暗く染めたらそれ以上の明るさにするにはブリーチを使わないと難しいということがあります。染まった色素を壊すには金髪にしたくなくてもブリーチ剤が必要なんです。暗く染まった髪を明るくするのに、明るめの白髪を使ってもあかるくならないんです。前の暗い毛が毛先に残り、その下に明るく染まった毛がきます。うーん、ごめんなさい説明が難しいですよね!

①暗めの白髪染めを全体に塗ります
白髪は染まったけど少しくらすぎるかなー?
1ヶ月後 1cm伸びます。。。

②明るくしようと明るめの白髪染めを全体に塗ります
全然明るくなんないなー染まりも弱いかな?まあ染まったからいいかな?
1ヶ月後 1cm伸びます。。。


③自毛が伸びて3色になります
根元の上がすごく明るい。。。毛先は暗いままなのになんでー?
①2ヶ月前に染めた暗めの白髪染めが残っています
②1ヶ月前に染めた明るめの白髪染めが色落ちして明るくなる
③伸びたまだ染めていない毛(白・黒)
こんな感じで伝わるでしょうか?
ポイントは暗めの白髪染めは色が抜けにくいのに、明るめの白髪染めは色が抜けやすい所にあります。
毛先が暗く染まって根元が白髪もあるので余計に明るく見えると、いかにも染めました!って言う感じがしてしまい汚く見えてしまいます。
まずはこれをダメージに注意しながら修正していきます。
ロングは毛先が明るくて根元が暗いグラデーションに染まっているのが自然に見えます。
暗い部分に色を合わせて根元から暗く染め直すのが最善です。
デジタルパーマや縮毛矯正をしている場合、ダメージはクオリティーの維持にとても関係しています。
熱を使うタイプの施術をした場合は、通常の泡やクリームの白髪染めがその部分に触れないように注意が必要です。
暗めの白髪染めって明るくならないので、髪のダメージに気づきにくいんです。
気付いた頃には指通りが悪くなっていることが多く、そうならないように染めることが大切なのですが、傷んでからじゃないと自覚できないんですよね。。。

切るのが、手っ取り早いですが切らずに最善を尽くすのも美容師の仕事です。
我ながら改めて活字で読むと、
「すこしカッコつけてますね。。。」ゴメンナサイ
髪のダメージはトリートメントで回復したように感じさせることは出来ても、細胞レベルでは蘇ることが出来ないんです。爪と同じケラチンで割れても自動でくっつかない事と同じなんです。
実は私のサイトでは、よく見るとブローネも泡は紹介してないんです!明るさではなく指通りを我慢できるかどうかですね?
デジも少し残っているので、美容院にいきづらければ、自宅でも何とかなります。髪は実は一度痛むと治りません。
自宅のケアは現状維持するための方法です。
美容師パパは市販の白髪染めをおすすめしていますが「泡の白髪染め」だけはおすすめしていません。。。
私が1番2番とわけているのは、そのためなんです。
毎回根元と明るい部分だけ染めたいと思っても、泡だと全体についてしまうし
クリームでも自分で塗るとどうしても毛先につくので、だから2の薬明るめを先に塗ることでダメージと暗くなるのをどちらも防いでいるんです。
絶対に痛まない白髪染めで2種類に分けているのは、面倒ですがそれなりの理由があるんです。
ムラ染まりの修正や明るめの白髪染めの維持、美容院に行きたくてもどうしても都合がつかない時確認してみて下さい。

美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
Since June 30, 2015
美容師とセルフカラーの架け橋となる活動をしています。美容師パパへの取材、依頼は下記問い合わせよりお願いいたします。