カラー剤の箱を開けたら、まず使用説明書を取り出して読んでください。
同じブランドの商品でも、使用方法や放置時間が異なる場合があります。初めて使う商品では、必ず説明書を確認してください。
最初の1ページを読むだけで、染め上がりが安定します。同じ「茶色」と書いてある製品でも、混ぜ方も置く時間も製品ごとに違うからです。
2〜3分でも読めば、毎回の仕上がりに自信が持てるようになります。
使用説明書で確認すべき5つのポイント
ポイント1:混合方法
1剤と2剤を混ぜるタイプの場合、混合の仕方が製品ごとに異なります。
- トレーに出して混ぜるタイプ
- ボトルの中で振って混ぜるタイプ
- ワンプッシュで自動的に混合されるタイプ
混合比率が決まっている製品では、1剤と2剤を正しい割合で混ぜないと、発色や染まりに影響が出ます。
ポイント2:塗布時間と放置時間
使用説明書には「塗布時間」と「放置時間」が書かれています。
- 塗布時間: カラー剤を塗り始めてから塗り終わるまでの目安時間
- 放置時間: 塗り終わってから洗い流すまでの時間
この2つは別のものです。放置時間は「塗り始めてから」ではなく「塗り終わってから」計ります。
放置時間はメーカーが製品ごとに設定しています。まずは使用説明書に記載された時間を守ることが基本です。
→ 放置時間についてさらに詳しく知りたい方は「放置時間の考え方」をご覧ください。
「塗布時間」と「放置時間」は、その製品の色と染まりを成立させる前提条件として設計されています。
長く置けば暗く染まるとは限らず、傷みやムラの原因になることもあります。短すぎると色が定着しません。書かれた時間を守るのが、いちばん安定して仕上がる方法です。
ポイント3:使用量の目安
ショートヘア・ミディアム・ロングなど、髪の長さに応じた使用量の目安が書かれている製品があります。
量が足りないと、白髪が染まりきらない原因になります。ロングヘアの場合は2箱必要なこともあります。
カラー剤が足りないまま塗ると、毛先や後ろ側で染まりムラが起こりやすくなります。
使用量の目安に「ロングは2箱」と書かれている製品では、迷わず2箱用意するのが安心です。1回でしっかり染めたほうが、追い塗りより仕上がりがきれいになります。
ポイント4:染まりにくい場合の対処法
「太くて硬い髪質の方は5〜10分長く放置してください」など、染まりにくい場合の対処法が記載されていることがあります。
初めて使う製品では、まず説明書通りの時間で染めてみて、次回から調整するのが安全です。
ポイント5:使用上の注意
以下のような注意事項が書かれています。
- パッチテストの必要性
- 使用を避けるべき状態(かぶれ経験者、頭皮に傷がある場合など)
- 混合後の保管禁止(ガスが発生する)
- 目に入った場合の対処法
過去に大丈夫だった製品でも、ジアミンアレルギーは突然発症することがあります。
製品ごとに成分配合は微妙に違うので、新しい色番号に変えたとき、リニューアル後の製品を初めて使うとき、しばらく染めていなかったとき — どれもパッチテストの対象です。染める48時間前に必ず行ってください。
説明書を読んで迷ったら
使用説明書の内容でわからないことがあれば、製品パッケージに記載されているメーカーのお客様相談窓口に問い合わせることができます。
自分の髪の状態(白髪の量、髪質、過去にかぶれた経験の有無など)を伝えると、具体的なアドバイスをもらえることがあります。
まとめ
使用説明書で確認するのは5つです。
- 混合方法
- 塗布時間と放置時間
- 使用量の目安
- 染まりにくい場合の対処法
- 使用上の注意
使用説明書はカラー剤を安全に使うための最も信頼できるガイドです。